まるはな冷すばこは、“気化熱”の作用を利用したマルハナバチ巣箱の冷却箱です。
周囲温度20℃~40度の環境下でご使用いただけます。
まるはな冷すばこは、弊社マルハナバチ商品※に合わせた仕様になっています(※アグリ・トップクロマルキューブ以外の商品です)。
特許 第7301366号
マルハナバチは、巣内部の温度が低い場合には、巣に覆い(内被:ないひ)を作成して保温を図り、また、筋肉(飛翔筋:ひしょうきん)を震わせて発熱します(発熱行動)。一方、巣内部の温度が高すぎる場合には、送風行動を行うことで巣内部の温度を下げようとします。このような場合、働きバチは訪花活動に専念せず巣内にとどまって温度調整行動(発熱行動や送風行動)をとるため、働きバチは体力を消耗することになり、結果として寿命が短くなってしまいます。
マルハナバチの活動最適温度は17〜28℃ですが、巣内がもっとも快適な温度(28〜30℃)に保たれると、巣箱外部の温度が5℃から37℃の間であれば訪花活動が可能です。
アグリ・トップまるはな冷すばこは、水受けユニット、吸気ファン、吸気ファン取り付けふた、本体ボックス、ふたで構成されています。マルハナバチ商品は本体ボックスに入れて使用します。
アグリ・トップまるはな冷すばこの使い方と機能
まるはな冷すばこの水受けユニットに水を張り、その上に本体ボックスを設置します。本体ボックスにマルハナバチ巣箱を収納し、ふたをしてから吸気ファンを作動させます。
“気化熱”の作用により、吸気ファンを通して取り込んだ外気が水受けユニット内の水に触れることで、熱※が奪われます。外気よりも低い温度になったこの空気が本体ボックス内を通り抜けることでマルハナバチ巣箱を冷やします。※奪われた熱は、水が気化するためのエネルギーに使われます
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